今回は第2弾。
関節の動きや構造について学んでいきましょう。
それでは、早速第2弾といきましょう。
関節の構造について
関節には可動性の有無で不動関節と可動関節に分けることができます。
簡単にいうと動きがある関節かない関節かということです。
●不動関節(動きがない関節)・・・頭蓋の骨を結合する縫合線や歯と顎の骨との結合である釘状の関節などがあります。
●可動関節(動きがある関節)・・・肩関節や股関節などがあるます。
今回は、可動関節について掘り下げていきたいと思います。
そもそもなぜ可動関節が必要なのかというと、人は生きていくためには 食べ物を食べる必要があります。じっとしていても食べ物が勝手にやってくることはありませんので、自分で動いて食べ物を取りに行かないといけません。
動く時は骨を動かしますよね。そして骨を動かすのは何かというと筋肉です。筋肉は 骨と骨とを跨るようにくっ付いていて筋肉が収縮することによって骨が動きます。
そして骨と骨の間には隙間があって周囲が袋で囲まれており、中に液体が含まれています。
さらに骨同士が擦れて削れないように表面は軟骨で覆われています。
これが関節です。
つまり関節は動く時に骨が傷つかないように衝撃を和らげる働きなどがあるということです。
関節の構成要素
関節を構成する要素として4つを挙げることができます。
①関節面・・・関節面とは、2つ以上の骨が連結する部分の骨の表面で、関節頭と関節窩と呼ばれる凸面と凹面で構成されています。
②関節包・・・関節包(かんせつほう)とは、骨と骨の接合部分を包み、関節を保護する袋状の膜です。関節包は、外層の線維膜と内層の滑膜で構成されています。
③関節腔・・・関節腔(かんせつくう)とは、骨と骨のつなぎ目である関節のすき間です。関節腔には滑液(かつえき)が満たされており、骨同士が滑らかに動くことを可能にしています。
④関節の付属装置・・・関節の付属装置には、靭帯、関節円盤と関節半月、関節唇、滑液包などがあります。これらが関節の補助をしていきます。
関節の種類
可動関節は向かい合う骨と骨によって構成されています。凸状の突き出た骨頭が関節頭、凹状の受け皿である骨端が関節窩です。関節を包んでいる袋状の膜を関節包と言います。そして骨と関節包によって囲まれる閉鎖された空間を関節腔と言います。
可動関節は運動軸の数によって大きく3つに分けられます。
①1軸性関節・・・車軸関節、蝶番関節(ちょうばん、もしくは、ちょうつがい)、螺旋関節
②2軸性関節・・・楕円関節、顆状関節、鞍関節
③多軸性関節・・・球関節、臼状関節
④その他・・・平面関節(書籍によっては平面関節は2軸関節に分類されることもあります。)
●1軸性関節の代表的なもの
①車軸関節
・正中環軸関節-首の回旋運動
・上橈尺関節、下橈尺関節-前腕の回内回外
②蝶番関節
・指節間関節(DIP、PIP関節など)-指の屈曲、伸展
③螺旋関節
・腕尺関節-肘の屈曲、伸展
・距腿関節-足首の底背屈
●2軸性関節の代表的なもの
①楕円関節(顆状関節)
・橈骨手根関節-手の掌屈、背屈、撓屈、尺屈
・環椎後頭関節-頭部の前屈、後屈、わずかな側屈
②鞍関節
・母指手根中手関節(CM関節)-母指の屈曲、伸展、外転、内転、わずかな分回し運動
●多軸性の関節の代表的なもの
①球関節
・肩関節-肩の屈曲、伸展、内転、外転、内旋、外旋、水平内転、水平外転
②臼状関節
・股関節-股関節の屈曲、伸展、内転、外転、内旋、外旋
●その他の代表的なもの
①平面関節
・椎間関節
今回は、
・関節の構造について
・関節の構成要素について
・関節の種類について
学んで頂きました。
どうしても小難しくて、嫌悪されやすい内容ですが、自分の身体を使いながら動かしながらぜひ覚えてみてください!